- 掲示文 題目
- WEMADEの子会社LIGHTSCALE、イーサリアム レイヤー2「Kroma」メインネットローンチ
- 掲示文 日子
- 2023.09.06
■ゲーム中心のチェーンとしてスタート、DeFiやNFTなどに拡張
■ゼロスタート型トークンKROで参加者にリワード支給
WEMADE Co., Ltd.「以下(WEMADE)」の子会社LIGHTSCALEがイーサリアムレイヤー2 「Kroma」メインネットを正式にローンチングした。 KromaはWEMIXメガエコシステム戦略の一環で、イーサリアムエコシステム内のユーザー、ホルダー、アセットをWEMIXエコシステムに引き寄せるチャンネル役を果たす。
レイヤー1はオンボーディングされたサービスが増え、トランザクションが増加することにより、処理速度が遅くなり拡張性が減少し手数料(ガス代)は高くなる弱点がある。世界で最も多く利用されているイーサリアムは、この問題を抱えている代表的なレイヤー1プロジェクトである。レイヤー2は、このようなブロックチェーン トリレンマ(セキュリティ、拡張性、分散化)のうち、「拡張性」を改善するためのソリューションである。
Kromaはロールアップを活用したレイヤー2で、現在主流を占めているオプティミスティック ロールアップにゼロ知識証明(Zero-Knowledge Proof)を結合した新しい技術(Optimistic Rollup with ZK Fault Proof)を使用している。 zk-Rollup(ゼロ知識ロールアップ)は技術的難易度が高いがオプティミスティックに比べてブロック確定速度が速いため、Kromaは今後100% zk-Rollupにアップグレードしていく方針。
また、Kromaは来年中旬にネイティブトークン 「KRO」を事前発行や採掘のない「ゼロスタート形式」で発行する予定。2秒毎に1個のブロックが生成され、生成される1KROを参加者に配分するトークノミックスを持っている。 トランザクションの数によって参加ボリュームが判定され、トランザクションを高く上げるdAppとユーザーが、より多くのトークンリワードを受け取る構造になる。これを通じて構成員の積極的かつ自発的なエコシステム拡張を誘導し好循環を引き起こす計画だ。
KROの25%はWEMIX財団とWEMIXコミュニティに割り当てられ、多様な方式でWEMIXエコシステムに還元される。
Kromaはゲームオンボーディングのためのチェーンとしてスタートし、今年年内にグローバルリリース予定の「Night Crows」のブロックチェーンバージョンに対応する。今後、DeFiとNFTを含めたWeb3のすべての要素を盛り込むエコシステムに拡張する計画だ。エコシステムファンドの一部はオンボーディングするdAppに対する分として割り当てられ、初期エコシステム拡張の呼び水の役割を果たすことになる。
【参考サイト】
・Kroma公式サイト:https://kroma.network/